みどり豊かな地・魚沼で育つ魚沼きのこ ~ お歳暮・お中元・ご贈答にもぜひどうぞ

Archive for the ‘きのこ’ Category

きのこでインフルエンザ対策

木曜日, 2月 17th, 2011

「きのこを食べるとインフルエンザに感染しても症状が軽くなる」という研究結果が発表されました。

普段からきのこを食べて抵抗力をつけておけば、感染予防につながるほか、副作用のある治療薬の使用量も減らせる可能性があるとか。

まだ、きのこのどの成分がインフルエンザ予防に効果的であるのかはわかっていないようですが、実験がさらに進めば、インフルエンザ予防としてきのこを食べることが当たり前になったり、きのこから新薬が開発される日が来るかもしれません。

皆さんもきのこを食べて免疫力をアップ!インフルエンザを予防しましょう!

詳しくはこちら

きのこ授業

金曜日, 1月 21st, 2011

十日町市立十日町小学校5年生60名を対象に「きのこ授業」を行ってきました。

説明中

話を聞く生徒達

「きのこって何?」という話から始まり、「きのこの生産方法」や「きのこの健康効果」などの話をしてきました。

事前にきのこについて学習してきた生徒もいたようで、「きのこが菌類」だということや「きのこには食物繊維が豊富に含まれている」ことなど、きのこについて詳しく知っている生徒達もいました。

自分達が暮らしている十日町市が全国でも有数のきのこの産地だと知り、きのこに少しでも興味を持ってもらえるといいですね。

きのこの栽培方法(2)

火曜日, 12月 7th, 2010

前回の「きのこの栽培方法(1)」では培地調整から接種まで紹介しました。

今回は培養からの工程を紹介します。

~培養~

きのこの菌を接種したビンは一定の温度、湿度の環境下で培養します。この工程できのこの菌がビン全体に菌糸を伸ばし、きのこを作るだけの栄養を蓄えます。

培養室

ここでは約20℃、湿度約70%の室内で約3ヵ月間培養します。(培養室の温度、湿度、培養期間はきのこの種類によって異なります。)

~菌掻き~

菌糸が十分に成長したビンは菌掻きの工程へと移ります。

ここではビン内の培地の表面を機械で掻くことで菌に刺激を与え、きのこの発生を促します。

菌はこのような刺激を受けることで危機を感じ、子孫を残すために胞子を作る器官である「子実体(きのこ)」を作り始めます。

菌掻き

(掻き方もきのこの種類によって異なり、ぶなしめじの場合は一般にまんじゅう掻きと呼ばれる掻き方で行われる。)

菌掻き後

(菌掻き後のビン。ビンの中央部分がまんじゅう状に盛り上がっている。)

~生育~

菌掻き後のビンは一定の温度、湿度に保たれた生育室に移され、きのこを発生させます。

発生室1

ここでは温度約15℃、湿度約90%の部屋で3~4週間をかけて生育します。(生育室の温度、湿度、生育期間はきのこの種類によって異なります。)

生育室2

(生育中のぶなしめじ)

~収穫&包装~

きのこは適度な大きさに成長した時点で収穫します。

収穫

その後、重さを一定にして、トレーに入れて包装します。

包装1

包装2

包装された商品は段ボールに詰められ出荷されます。

出荷

~掻き出し~

きのこを収穫し終えたビンから培地(きのこを発生し終えたおが、米ぬかなど)を掻き出します。

掻き出し

掻き出された培地は堆肥となるため堆肥センターへと運ばれます。

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と、きのこの栽培工程についてここまで2回に渡って紹介しました。

みなさんの食べているきのこはこのように生産されているのです。

六日町小学校 きのこ調理実習

木曜日, 12月 2nd, 2010

11月26日(金)南魚沼市立六日町小学校の6年生がきのこを使った調理実習を行いました。

実習前には「きのこのはなし」と題し、様々なきのこの説明やきのこの栽培について説明しました。

きのこのはなし

実習風景

レシピは生徒達が班ごとに探し、どの班もきのこをふんだんに使ったこだわりのレシピを用意していました。

調理1

調理2

実習3

調理4

調理5

新潟県きのこ品評会 結果発表

火曜日, 11月 30th, 2010

11月12日(金)に社団法人新潟県特用林産振興協会が主催した新潟県きのこ品評会が開催されました。

新潟県内生産者自慢のきのこ67点が「新潟ふるさと村」(新潟市西区)に集結し、厳正なる審査の下、最優秀賞から奨励賞まで6点のきのこが選ばれました。

その結果、なんと!その6点のうち4点が魚沼きのこの生産者が出品したきのこでした!

品評会きのこ

優秀作品

◎最優秀賞(新潟県知事賞)

 黒井 昌一郎 さん(南魚沼市・生しいたけ(菌床))

○優秀賞((社)新潟県特用林産振興協会長賞)

 大山 正則 さん(糸魚川市・生しいたけ(原木)) 

○優秀賞((社)新潟県特用林産振興協会長賞)

 保科 松生 さん(長岡市川口・えのきたけ)

○優秀賞(新潟県林業改良協会長賞)

 野口 薫 さん(上越市三和区・生しいたけ(菌床))

○優秀賞(新潟県林業改良協会長賞)

 藤ノ木 正明 さん(津南町・なめこ)

◇奨励賞((社)新潟県特用林産振興協会長賞)

 片山 茂 さん(南魚沼市・ぶなしめじ)

きのこの栽培方法(1)

月曜日, 11月 29th, 2010

きのこの生産方法についてご紹介します。

きのこの種類によって多少作業工程が違う部分もありますが、どのきのこも基本的な生産方法は一緒です。

~仕込み~

まずは「仕込み」です。ここではきのこを生育させる培地づくりからきのこの菌の接種までを行います。

まずミキサーで培地の調整を行います。ここの生産者の方はおが粉、米ぬか、フスマ、コーンコブを混ぜ、そこに水を加えて水分調整し、培地を作ります。ちなみにフスマは小麦を製粉する時に出る小麦ぬかのこと、コーンコブはトウモロコシの芯を乾燥させ粉砕したものです。

なお、培地の成分はきのこの種類や生産者の方によって違いがあり、みなさんそれぞれにこだわりを持っています。

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(ミキサーでおが粉、米ぬかなどを攪拌中)

つづいて先ほど調整した培地をビンに詰めていきます。

ビンの大きさやビンの口の広さもきのこの種類や生産者の方によって違いがあります。

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(正面奥にあるのが詰め機。この機械でビンの中に培地を詰める)

つづいて、培地を詰めたビンを120℃まであがる殺菌釜に入れ5時間かけて加熱し、殺菌します。

おが粉や米ぬかなどにはもちろん、空気中にもきのこの菌の成長を阻害する雑菌が多く含まれています。この殺菌で菌を殺しきれないときのこの菌がビンの中で成長できなかったり、きのこが病気にかかってしまい、壊滅的なダメージとなってしまいます。

釜入れ

(培地を詰めたビンを釜に入れている様子)

殺菌が終わったら、接種を行います。接種とは無菌状態となったおが培地にきのこの菌を植えていくことです。

この接種を行う部屋は雑菌のいない、無菌室でなければなりません。雑菌がいたのでは殺菌した意味がなくなってしまいますので。

接種室

(接種室)

と、接種までが「仕込み」です。この後きのこの菌をビンの中で成長させる「培養」に入っていきます。

次回は培養~発生~収穫までをご紹介します。

メシマコブ

月曜日, 9月 13th, 2010

先日、村上市内の山中でメシマコブが発見されました。

メシマコブ1

メシマコブとはタバコウロコタケ科のきのこで、桑の大木に発生します。

桑の大木があまり存在しないため、メシマコブは非常に珍しいきのことして「幻のきのこ」と呼ばれることもあるようです。新潟県内では今回の発見が初だそうです。

また、「免疫力の強化」「ガンの予防」に効果があるとも言われ、注目を浴びています。(本当にヒトに対して有効性があるかどうかは定かではありませんが・・・)

きのこが余ってしまった! そんな時は…

水曜日, 7月 21st, 2010

せっかく買ったきのこなのに、食べきれずに余ってしまい、結局腐らせてしまった…

そんな経験をしたことありませんか?

そんなとき便利なのが冷凍保存!

余ったきのこを加熱せず、そのまま冷凍するだけでOK。

使うときは凍ったまま調理してください。

解凍してから使うと、水分でぐちゃぐちゃになってしまい、せっかくの

食感が台無しになってしまいます。

小分けにしたり、食べやすいサイズに切ってから冷凍すると、より便利ですよ。

この方法なら、安売りの時、安心して大量にきのこを買えますよね(笑)。

前にNHKの「ためしてガッテン!」でも、冷凍した方が美味しさが増す。

と紹介していました(確かぶなしめじで紹介していたと思います)。

冷凍の際に細胞壁が破壊されて、細胞内の旨味成分が溶け出しやすくなるのだそうです。

どんなきのこでも使える冷凍保存ですが、個人的にえのきたけはあまり適さないような気がします。

やっぱり、シャキシャキ感がなくなってしまうので…

えのきたけは加熱後に冷凍した方が、食感は良いと思いましたね。

きのこの交配のはなし

木曜日, 7月 15th, 2010

先日は「きのこの胞子・菌糸のはなし」をしましたが、今回はその続編。

きのこの交配についてです。

この間も書いたとおり、きのこは菌同士に相性の良し悪しがあり、相性のいい菌に出会うと交配します。

相性が悪かった場合は交配をしません。

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上の写真は交配を行っていない菌糸です。

右の菌糸と左の菌糸の間に谷のようなもの出来てしまっていて、菌糸同士の境目をはっきりと確認することができます。

このシャーレを裏から見るとこんな感じです。

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やはり右の菌糸と左の菌糸の間に、はっきりと線が入ってしまっています。

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これも交配しなかった菌糸です。

この菌糸同士では右の菌糸は伸びてますが、左の菌糸はほとんど伸びてません。これもやはり菌糸同士の境目がはっきり見えてます。

なぜ右の菌糸と左の菌糸で伸びが違うのかは定かではないですが、この2菌の相性が最悪なのは確かですね。

菌同士の相性がいいとこうなります。

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左右の菌糸の境目がわからなくなっています。

穴が開いているのは、菌糸を切り取ったためです。

このように交配が成功した菌は、その後も拡大培養し、「おが培地で菌糸がきちんと伸びるのか」や「きちんときのこを作るのか」などを確認していきます。

菌によっては寒天培地では菌糸を伸ばしても、おが培地では菌糸を伸ばさなかったり、菌糸は伸びてもその後きのこを作らなかったり、そんなこともしばしばあるからです。

きのこを作らない菌では役に立たないですからね。

「新潟県のきのこ」

水曜日, 7月 7th, 2010

新潟きのこ同好会著「新潟のきのこ」が出版されました。

発行は新潟日報事業社。

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中身は新潟県で出会えるきのこ260種の写真と解説。

さらに付録では過去の新潟県のきのこ中毒の歴史についてまとめてあります。

価格は税込み2,100円。

一般の書店に売っていますので、興味のある方は是非お買い求め下さい。