きのこと健康

きのこを食べると血液がサラサラに

女子大生33名に対して、えのきたけ、ぶなしめじ、なめこの3種類のきのこを1日1人50gを、1週間昼食にたべてもらった結果、血液をサラサラにする効果があることがわかった。

また、3種類の中では、なめこがもっとも効果が高かった。(長野県衛星公害研究所山浦由郎ほかの報告)

アンチエイジングにきのこ料理を

最近、アンチエイジングという言葉をよく耳にします。直訳すれば老化防止策ということになりますが、それよりはむしろ肉体・精神の両面で健康的に年をとる方策といったところでしょうか。                  

老化の大きな原因として考えられているものの一つに「活性酸素」があります。活性酸素は、しみやしわなどの「老け顔」の元凶となるばかりか、細胞を傷つけガンや様々な障害を引き起こすと言われています。若い頃にはこれを無毒化する「SOD」やこれに似た酵素などが体内でたくさん作られますが、年を重ねるごとにその量が少なくなるということです。

そこで注目されているのがきのこです。えのきたけやしいたけなどからは、活力の高い酵素が発見されています。しかも熱に強いので、煮たり焼いたりしても効果が損なわれにくいとのこと。

肥満や免疫力の低下も老化の原因ですが、きのこはこれらに対しても効果が認められています。毎日、おいしいきのこ料理をいただきながら、アンチエイジングに努められてはいかがでしょうか。