新潟県南魚沼市塩沢にある鈴木牧之(すずきぼくし)記念館へ行ってきました。
「鈴木牧之って誰?」という方もいると思いますので説明しましょう。
鈴木牧之は江戸時代に現在の南魚沼市塩沢に生まれ、商人・随筆家・文人として活躍した人物です。
代表作品は「北越雪譜」
なんでも若い頃江戸に商売に行った際に、江戸の人たちが越後(現在の新潟)の雪の多さをあまりにも知らなかった事から、故郷越後塩沢の雪国の暮らしを綴った北越雪譜を発行したとのこと。
今でこそ上越新幹線や高速道路の開通で、東京と魚沼は近くなりましたが、江戸時代には江戸と越後といったら今でいう日本と外国くらいの距離感だったのかもしれません。
残念ながら日本人がアフリカなどの食糧難をいまいち現実的に考えられない・・・とかそんな感じでしょうか。
牧之は、その現実があまりにもショックだったんですかねぇ。
それでは話をもどして、牧之記念館の話。
牧之記念館の中は、牧之が北越雪譜に載せた雪の結晶の図や、
雪国の暮らしに必要不可欠な道具の数々。
(もちろん今では↑のような人は魚沼にもいませんよ・・・一応注意書きです。)
あとは雪のすごい写真や、
塩沢紬(しおざわつむぎ)に関する展示。
などがありました。
入館料は大人500円。小・中・高は250円です。
皆さん魚沼に来た時には是非見学してみてください。
鈴木牧之記念館のHPはこちら。